毛利氏庭園(山口県防府市)

毛利氏庭園 写真集(平成29年3月)

 
毛利氏庭園とは

防府市の毛利邸

 明治維新後に爵位を得て公爵となっていた旧長州藩主毛利氏の毛利元昭が、国許に建てた邸宅と庭園。東京では無く山口に場所を定めたのは、明治23年(1890年)に毛利元徳が定めた家憲により、公爵毛利家の本拠は山口の「土地健康にして且つ交通便利の地」にすることが規定されていた事による。東京の高輪邸(後述)や、江戸時代に三田尻に建てられていた三田尻邸(三田尻御茶屋)に対して、多々良邸(又は防府邸)とも呼ばれていた。完成直後に大正天皇が宿泊されたのを始め、その後も何度か天皇・皇后が宿泊している。現在では、邸宅・庭園をあわせて国指定の名勝となっている。また、邸宅の一部が毛利博物館となっており、国宝や重要文化財など2万点を所蔵・展示している。所在地は、防府市多々良一丁目15番1号。

 

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